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生理は健康な赤ちゃんを産むために必要なこと

生理不順で悩む女性は多くいますが、生理不順を治すために産婦人科で治療している女性はそう多くはいません。「生理が規則正しく来ないけど、まあいいか」と安易に考える人が多いですが、適切な時期に治療しないと妊娠や出産のときに大変な事態になる可能性もあります。生理不順になる理由は様々ですが、若い女性に多いのが「過度なダイエットで体重が減りすぎた」という理由です。女性は、一定の脂肪率を超えないと規則正しく生理が来ないため、体重が減りすぎると生理が止まってしまいます。そのため、無理なダイエットで脂肪率が下がって生理不順になっているのに、「痩せた」と喜んで深刻に考えない人が多くいます。また、ストレスでも生理不順になることが考えられます。仕事や受験などのストレスで規則正しく生活できなくなり、生理が止まったり、だらだらと一週間以上続くこともあります。この場合はストレスを軽減したり排除することで改善できるので、まずは身近な人に相談したり産婦人科に通うことが大切です。生理不順になると「煩わしい生理が来なくてラッキー」と考える人もいます。しかし、生理は赤ちゃんを産むために必要な準備段階であるため、若いうちから気がけておくと不妊や流産を防ぐことに繋がると言えるでしょう。

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